ニットのバッグを作りました *1
今年のゴールデンウィークは、思いがけず3日も時間が空いたので、
久しぶりにバッグを編むことにしました。本日は その1つめをご紹介します*
こちら、昨年春の記事でご紹介したバッグに入れる巾着です。
あの後やっぱり忙しくなってしまい、夏に間に合わなかったのですが
ようやく 作ることができました。
毛糸で夏向きな柄といえば 「ネット編み」が思いつきますが、
麻や綿などの夏素材にしないと、細かく詰めた編み目は、見た目に暑苦しく、
粗くざっくりした編み目は、中のものが丸見え・・ という問題が発生します。
私は、ウールを中心とした 手持ちの毛糸を使いたかったので、
今回は付属の布製巾着を内布に使い、指1本が入る程度のネットを編むことにしました。
(「ネット編み」の編み図は、クロバー株式会社が無料公開している
こちらのレシピの真ん中あたりにあります。)
*編み*
ビニール部分が縦柄なので、そろえて縦じま柄に^^*
毛糸の太さによって、「鎖編み」を5~7目に調整して編みました。
「ネット編み」の、「鎖編み」と「細編み」だけでどんどん進める気楽さが好きです。
編み上がりました*
いちばん面積の大きい、ふわふわグレーはこちら、雲柄のベアの毛糸、
クロバー「モノクロニクル」。現在は廃番ですが、まだ数玉残してあります。
大好きな毛糸なので、少しずつ大切に使っています。
*仕立て*
巾着の紐通し用の折り込みに重ねて縫い付ける部分として、
上、下部に、左右の端と同じ濃いこげ茶の毛糸を使って「細編み」を編みました。
開閉時に伸縮する部分なので 厚みを持たせて強度を増すため、そして
こげ茶でまとめることで、開いたときの見た目をすっきりさせるためです。
布製巾着に、こげ茶の太い綿糸を使って「半返し縫い」で縫い付けました。
下(底)は「わ」の状態です。
左右の端は、同色の毛糸で「鎖引き抜きとじ」・・にする予定が、
毛糸が足りなかったため^^;「かがりとじ」に・・。
マチ部分は、内側へ折り込んで、同じく表からの「かがりとじ」にしました。
巾着と編み地は、先にご説明した
上部のみ、縫い合わせています。
「ネット編み」の伸縮を活かすためです。
*完成です*
サイズは、タテ:約22cm、マチ:約7cm、
ヨコは、上部が緩く絞った状態で約15cm、下部が約30cmです。
青緑の部分には、竹くんの毛糸、リッチモア「セーズ」を使用しています。
夏はやっぱりキラキラでなくては・・^^☆
セットした状態です。
上から見たところです。
スタイリングは、こんな感じで^^。
以上です。
久しぶりのバッグ作りは思いのほか楽しくて、勢いでもう1つ、
まんまる(円ですが^^)型のバッグを作ってみました。
そちらは、2週間後の『日々のこと』で ご紹介したいと思います~*
*** *** ***
*ご質問のこと*
この半年ほど、以下の2点について時々ご質問をいただきましたので
こちらでもお知らせをさせていただきます。
1.「Opalのスヌード」のその後
靴下用の「フンデルトヴァッサー」をコンちゃんからプレゼントしてもらい^^*
幅13cmの二目ゴム編みで、1周分まで編みました。
ところが、仮繋ぎしてみたところ、ボリュームが出ないことが分かりました。
毛糸自体はしっかりしているので、細さが原因かな、と思います。
そこで方針を変え、現在は輪針を使用して、輪に編んでいます。
一目ゴム編みと、メリヤス編みの両方を編み比べているところです。
完成しましたら、改めてご報告します・・*
2.ベアのお迎えにつきまして
Polarisのベアたちは、直接会ってご判断していただくため、
年に1、2回、テディベアのおまつり(3月恵比寿にて開催のフェスティバル、または
7月有楽町にて開催のコンベンション)に、1度のみの参加をさせていただいております。
ネットショップ等の参加は予定しておりません。
5、6年先には、東京以外の場所へ伺えることを目標にしております。
今年は、7月30日(土)、31日(日)の『テディベアコンベンション』への出展が
決定しています。詳細は、6月末~7月上旬にお知らせの記事を更新させていただきます。
モバイル端末用画面では、PC画面のサイドバー(右端一列)に掲載している情報を
バーガーボタン(漢数字の「三」のようなマークです)内に収納しています。
そちらで、出展のお知らせや、アーカイブ等をご覧いただけます。よろしくお願いします。
出展についての最新のお知らせは、こちら(1月末更新)です。
直接お会いすることは ベアたちの思いでもありますが、私にとっても、
同じ『好き』を共有する、各地のみなさまとお会いしてお話しすることが
長い間願ってきた、大切な夢です。
実現に向けて努力を続けていきます。どうぞよろしくお願いします。