空と海の・・ (P☆snapshots 111)
そして・・。
「ああっっ!?」
「・・・!! やば☆」
ここだったのね♪
「毛糸が届いたんですって。
見に行きましょうよ*」
「消え・・ちゃった・・・。」
「あ、ららっ;☆?」
逃しませんよっ!
「異次元に逃げてもムダです!
ワタシも制御しては いませんのでね!」
「・・わ、わざとじゃない!
制御できなかったんだ。
お願い!見逃して! ねっ!!」
「ダメです! ナゼここにいるんですかっ!
あのあと何が起こったか、分かってるんですかっっ!!?」
・・・・。
「そのことは、ごめんなさい。
申し訳ないと、思っているよ・・。」
・・・まったく。
「はんぺん男が降ってきたことは、
本当に幸運デシタ。
・・で。」
-なぜサンタ・・。
-季節的に。
「こんなに長い間 力を温存したまま、
アナタは一体、何をしているのですか・・?」
「・・制御のことなら、
ほんとに、偶然なんだ・・。
ぼくはただ・・・ 彼を・・・ 」
『P☆snapshtos8 より』
- 偶然・・? そうだっけ。 星を つけられたのは ・・・。
ん も~っ、
「説明になっていな~い!!
・・帰りましょう!クリスマスが終わったら!
キンカと、ワタシと。安全に!」
-ワシもかね?
・・いっ、
「いやだ・・っ!!」
ぎゃ;☆△!
-お☆
「お願いだから、内緒にしていて!!
2年もかかったけど、鍵は『毛糸の家』にあるってとこまで、わかったんだ!
必ず帰る!約束するから!! ねぇ・・っ!!」
・・・・・・ 。
ホントにもう・・。
「見かけが かわいくなっても、
強引なトコロは、そのままなんだから・・。」
「わかりましたよ。
ですが くれぐれも、無理しないで下さい。
『乱さない。外れない。残さない。』この大原則が、
ポラリスだけじゃなく、アナタのことも 守るのデス。」
「ありがとう。 約束するよ・・・。」
- もしも シュンが、分かっていたのだとしたら、
それは、何を、意味しているのだろう。
そして、なぜ・・・?
*** *** ***
「シュン、あそぼっ☆」
「もうすぐ終わるから、
待っていてね。
今日は、二重跳びにする?」
「する~っ☆」
-そうだ。プログラマだったんだ、この子。
軌道修正、かけなくちゃ。
・・帰るわけに いかないんだ、見つけるまで。
ううん、守れるまでは・・・。
*P☆snapshots 108 から続いたお話です。
*ポラリスのこれまでの物語は、こちらです。