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そして
ユリちゃんは、
彼女のところへ行くことにした理由を 教えてくれました。
「カズキ、
今日は 紅茶でどうかしら?」
「うん。 このお茶、大好き*」
- 生物学者の
モクちゃんが出発する前、
みんなでお祝いをしようと、湖に行ったときのこと、
帰り道に突然、カイトさんが 聞いてきたの。
「オレは、ふたつのベアには なれないだろうか・・?」
- 私は、なれないと 答えたわ。
心を2つに分けられないのと、同じことだ と。
そして 理由を尋ねてみた。
そうしたら、こう 答えてくれたの・・。
- それを聞いて 思ったの。「そのひとのところへ 行きたい」と。
彼女こそ、私の『運命のひと』だと 感じたのよ。
「・・でも、みんなはまず
おまつりで 会っているよ。」
「会う前に決めてしまって、大丈夫なの?」
- 大丈夫。 出会いかたが、違うだけだから。
大切なお友だちの 大切なひと。ユリの花の名前のひと。
私にとっては、それで充分なの。
おまつりが終わったら
出発するつもりよ。
待ち遠しいわ・・*
*こちらから続いています。
・
P☆snapshots80 -カイトとユリちゃん1-
・
P☆snapshots81 -カイトとユリちゃん2-
*続きはこちらです。
・
P☆snapshots90 -運命のひと-
*** *** ***
七色のひと④
- いい 出会いだったのね。
- ああ。 彼女には 本当に感謝している。
「今日ユリちゃんと 飲んだの。
カイトもどう?」
「・・ああ、頼む。」
- いつか会いに行ったら、リリさん 驚くでしょうね^^。
- 毛糸のクマ、だからな・・。
*おしまい*
 
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小さなベリーのベア  
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多肉植物達人への道(7)
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あの日、シュンが届けてくれた船で、
オレはポラリスに到着した。
すご~い!
「宇宙船で行ったんだね* 」
「ぼくの船を改造したんだ。 さすがだなぁ!」
「1週間かかったが な。」
まったくの偶然だったのだが、
そのとき、ポラリスでは問題が起こっていた。
月が突然、輝きを失ったというのだ。
花が咲かないとか、
チョウが光らないとか、
湖が干上がってしまう、などと、
住人たちはみな、不安げに話し込んでいた。
見上げているうち、オレにはその原因が分かった。
月の周囲に 黒いガスが立ち込めているのだ。
- 光線銃で、ガスを散らせばいい。
そう教えてやったのだが、彼らの世界には、武器がないと言う。
そこでオレは、昼間の光を、
持ってきた武器の、星のセンサーに集めて貯め、
月に向かって放てば良いと、考えた。
「わあ、すごいなぁ!」
「かっこいい~*」
確か、3日目の夜だったと思う。
ガスは消え去り、月は本来の輝きを取り戻した。
そして、オーロラのような、不思議な柔らかい光を放ち始めた。
住人たちは たいそう喜び、オレを好意的に迎え入れてくれた。
ポラリスには、森と、湖と花畑、そして町がある。
それぞれが、非常に広大な土地なのだが、
彼らは、空間を飛び越える能力を持っているらしく、
瞬間移動のように、身軽に行き来していた。
オレは、すべての土地に招かれ 歓待を受けた。
それぞれの場所で出会いがあり、友情も生まれた。
そのひとりが、
彼女だ。
月が輝きを取り戻したことで、
大切なユリの花が生き返って嬉しいと、
はにかんだ笑顔で話しかけてきた。
不思議な光を放つひと。
控えめだが 芯が強い、そんなひとだ・・。
*「
P☆snapshots82 -カイトとユリちゃん3-」に続きます。
(前回「P☆snapshots80
-カイトとユリちゃん1-」は、
こちらです。)
*「小さな願い」は、
こちらです。
*** *** ***
赤組、負けました・・。
「あれっ?
今年はだいじょうぶ?」
いいんだよ、泣いても。
「なんというか、
すがすがしい気持ちなのだ・・。」
組体操、すばらしかったものね・・*
(昨年の様子は、こちらにて~^^☆)
 
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ポピーのベア  
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小さなベリーのベア
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カイトの知り合いだという そのひとは、
ポラリスのことを教えてくれました。
「お月さまのこと、
お話ししてくれる?」
「わかったわ*」
-ポラリスには、七色の月があってね、
それは 大きな、ステンドグラスのような
うさぎの月なの。
時々 彼女がお出かけすると、
夜が 昼みたいに明るくなるのよ。
「ぼくが住んでいた森ではね、
夜になると、月と一緒に ちょうちょが虹色に光るんだ~!」
「私たちは、お花畑に住んでいたの。
月が近くて、とっても大きく見えるところよ。」
「ユリちゃんも一緒よ。ね~*」
「ええ*」
-ポラリスのお花畑は、
いつも 色とりどりの花であふれていて、
おいしいハチミツを、
誰でも好きなだけ食べられるの。
私がいちばん好きなのは、ユリ。
月の光を浴びて、
昼間は七色にかがやく、ユリの花よ。
カイトさんは、その大切なユリを守ってくれたの・・。
*来週月曜日の「
P☆snapshots81 -カイトとユリちゃん2-」に続きます。
(P☆snapshots24も よろしくお願いします^^*)
*本日の登場は、
・
ゆりのベア
・
森のこ・ベア
・
モーヴピンクのベア
・
薔薇色のベア
の みなさんでした*
*** *** ***
「そろそろ、ぼく以外のまくらにしない?」
- これも 気持ちいいよ~。
「考えとくっ☆☆」
 
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ゆりのベア  
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今年は新茶から
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月曜日には ありがたくない、
どんよりした空と強風。
元気を阻みますよね・・。
そんなときは、
ぱきっと明るい色のこのヒトから^^*
登場したばかりの、
苺色のベアです。
「だいじょうぶ!
おいしいお菓子が
たくさんあるわ*」
そうよね ^^♪
曇り&強風の日は消耗するので、太らないはず~*
森のこ・ベアと一緒に。
同じ毛糸「マルモッタ」出身のふたりは、仲良しです。
そしてこちらも 仲良しのふたり。
春の雪のベア と
ふたつの空のベア です。
「ここの空は、
いつも違っているし、
どんどん 変わっていくんだ。
不思議だよね。」
グラスアイの大きさと、
鼻まわり&肉球が、色違いのお揃いです。
身長も同じです*
おしまいは、
チャコールグレーのベア。
「はいっ、
元気になる
ラッキースターだよ!」
ありがとう~!
大人も子供も、ちょっぴりしんどいこの季節。
明日はやさしい風になって、ほっと一息つけますように*
*** *** ***
七色のひと ①
「今週 やって来るひとのことで
話があるのだが・・。」
「・・ああ、ユリちゃん?」
- そういう名なのか?
- レオによると、ね。
 
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苺色のベア  
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ゆりのベア
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本日最初は、
登場したばかりの
きつね色のディアモール・ベア と、
友だちに会いに 帰ってきた^^
ディアモール・ベア です。
夏が得意なふたりは、肉球をホワイトでお揃いにしました*
体と手足を長めにして、少し大人っぽい雰囲気にしています。
ふたつの空のベア。
シュンの読書友だちにも なってくれました*
『ちくま文庫』等の編集者、松田哲夫さんが選ばれた
ともだちがテーマの短編集です。
時々 親の推薦のものも読んでくれたら、と春休みに贈りました。
難しい話も入っているので、ペースはゆっくりですが
大切に読んでいるようです。
薔薇色のベア。
小花のようなモールの毛糸がお気に入りのようです。
他の毛糸と2本取りにして編むと、
キャンディをちりばめたようなかわいらしい編み地になります。
私の お茶友だち、
オーロラ・ベア。
フォートナム&メイソンの紅茶をいただきました*
こちらの紅茶とは 不思議な縁があるようで、
20年ほど前から数年ごとに、きまって春に、
プレゼントでいただいています。
そして、その年には良いことがたくさんあるのです。
嬉しいなぁ・・*
*** *** ***
「こいのぼりさんが
やって来たよ!」
こちらはシュンたちへのプレゼント。
みんな 大喜びです~^^*
 
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きつね色のディアモール・ベア  
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風邪と靴下と私 -2014-
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本日は、
背景いろいろ & トレーニング中のふたり です。
最初の登場は、
薔薇色のベア。
なつかしい、「
京成バラ園」の写真です。
もう10年ほど前になりますが、近くに住んでいたので、
シュンを連れて時々出かけていました。
開花時期以外の平日は、ゆったりと見て回ることができます。
いつ行っても 花のいい香りがして、大好きな場所でした。
etoffeのお姉さん・ベア。
英字新聞から文字や絵を切り抜いて貼った作品です。
毎年、階段の壁に 図工の作品を数枚貼っています。
手すりでなく、壁を触って上がってくるので^^;
汚れてしまった部分をかくす目的、もあります。
昨年度の作品からは、こちらと版画を。
いつも面白いことをたくさん教わってくるので、今年もとっても楽しみです*
モーヴピンクのベア。
大好きな、ビニールコーティングのバッグです。
かわいいサーカス柄ながら、
ベースが渋めのブラウンで、ほどよく小ぶりなので、
サブバッグとして とても使いやすいです。
おしまいは、
チャコールグレーのベア。
カイトと一緒に 筋トレ中です。
「ここを、しっかり伸ばすのだ。」
「りょーかい♪」
運動会まであと ひと月。 組体操、がんばってね*
*** *** ***
なつかしいシリーズを、シュンが読み始めました*
「こわくないのかな・・?」
「大丈夫。 おもしろいんだよ♪」
 
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薔薇色のベア  
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きつね色のディアモール・ベア
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本日最初は、登場したばかりの
チャコールグレーのベア。
「『おれっちのことニャン?』
と言うと 喜ばれるので、
バリエーションを いろいろと
研究しています*」
白目の部分は 毛糸で作ることが多いのですが、
グラスアイにしてみたところ、
くっきりした顔の、おしゃべり好きなベアになりました^^。
鼻まわり、肉球と刺繍の色も、合わせて
ホワイト&ブラックのコントラストにしています。
やさしい 木の色の
森のこ・ベア。
イエローの瞳がチャームポイントです。
「そんなときは
お昼寝だよね*」
東京は、雨空続きで少し肌寒く、
ベアたちも、毛糸にくっついて過ごしています。
- うん。 私も お昼をとったら参加します~^^*
モーヴピンクのベア。
「あとで シュンちゃんに、
レゴのお家を作ってもらうの~♪」
グレーがかったピンクは、大好きな色です。
毛糸「ファーリッシュ」の少し光沢のあるクリンプ部分が、
甘さを適度におさえてくれている気がします。
ホットチョコレート*ベア。
「ポラリスの月ね!
なつかしいわ・・*」
毛糸「etoffe」のブラウン濃淡2色のベアです。
今日は、おでこがつるっとならずに撮れました*
落ち着いた雰囲気の お姉さんベアなので、
鼻まわりと肉球は、ごく薄いグレーにして、
ボディの色に馴染むようにしました。
*** *** ***
薔薇色の・・*
「やわらかい
まくらちゃんだよ~♪」
「~♪」
 
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チャコールグレーのベア  
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薔薇色のベア
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お昼ごろから、
陽ざしが明るく、暖かくなりました*
本日最初の登場は、
ふたつの空のベア です。
瞳は小さな、ブルー&ブラックのグラスアイ。
鼻まわりと肉球のベイビーブルーに合わせました。
いつも 元気いっぱいです^^。
オーロラ・ベア。
「あんパンの磁石、
かわいいわね*」
毛糸「etoffe」の間からのぞく 優しいグリーンのラメが、
柔らかい印象の表面感を作っています。
にっこり笑顔が似合う、と思いました。
etoffe のお姉さん・ベア。
単色のグラスアイは、角度によって
アンニュイな雰囲気になるところが好きです。
それに合わせて「etoffe」も、これまでとは違う使いかたにしました。
仲良しの
春の雪のベアと一緒に*
彼女にも、同じ「etoffe」の薄いグレーを使用しています。
ホワイトとの2本取りです。
瞳は小さめにしたので、同じレッドですが、
中心がブラックのものにして、引き締めました。
*** *** ***
レオニード ⑥
- 大切なこと、か・・。
ふと 思いついて、言っておくことにした。
「おれたちは、おまえのこともちゃんと
好きだと思って対応しているぞ。」
- カズキは、明らかに嬉しそうな顔をした。
「ありがとう。 私たちも、みんなのことが大好きよ。」
- 単純な割に、妙な心持ちではある・・。
・・まぁ、良しとしよう。
確認し合うことも、 時に、必要だったりするものだからな。
 
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etoffe のお姉さん・ベア  
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かぎ針編みの靴下・考 <4>
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本日最初の登場は、
帰ってきた
モーヴピンクのベアです。
仲良しのバブルと一緒に*
「ず~っと、
まっていたんだよね☆」
暖かい陽ざしが戻ってきました。
ようやく、春の服のことを 考えられますね^^*
ホットチョコレート*ベア
「きれいな色ね、カズキ。」
あ、それはね^^;
「琥珀色がきれい~*」と買ったものの、
2年間まったく登場していない ネックレスなの・・。
この春こそは似合うシャツを、がんばって探します*
春の雪のベア。
こちらは、大好きな 淡水パールのロングネックレス。
ボーイフレンドクロップドデニムを合わせたくて、
ちょうど彼女がやってきた頃、悩みに悩んで、新しいパンプスを買いました。
きれいに着られるといいな・・*
森のこ・ベア。
シュンのフードで休憩中です*
「今年は 2組だよ☆」
明るい笑顔で帰ってきて、安心しました^^。
*** *** ***
レオニード ④
「え~ん! カイトが怖いよう~!」
「不誠実な態度は許さん。」
何なのだ、あの不毛な会話は。
「まあまあ、カイト。
悪気はなかったんだからさ~^^;」
- ねえ カイト、 前に言っていたじゃない?
世の中 たいていのことは、単純にできているって。
*腹筋のお手伝い中(日課)
「・・・まあな。」
ぼく、今回のレオも そうだと思うんだ。
本当に、覚えていないし わかってもいないんだよ、きっと。
- 何かが見えるか、聞こえるかは しているんだろうけれど、ね・・。
 
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モーヴちゃん& ビーンさんのベア  
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etoffe のお姉さん・ベア
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「桜がきれいに咲いたわね・・!」
と、
オーロラ・ベア。
昨日の嵐で散ってしまわなくて 良かったです。
咲き始めの桜は、強いですね。
「お花見、いつ行くの?」
と、登場したばかりの
森のこ・ベア。
夜桜のライトアップに合わせて 行きましょう♪
これから、調べてみるね*
バブルのことを いつもかわいがってくれている、
ふたつの空のベア。
毛糸ループル・ホワイトの表面感が、巻き毛のように見えて、
優しい雰囲気を作っています。
大きなお鼻に 小さなブルーの瞳がチャームポイントです^^。
今日も遊んでくれて、ありがとう。
「ここ、
いちごクッキーのおうちなんだ~☆」
「すご~い!! 」
サクサク、ほろほろの5種類のクッキーが入った、
苺づくしの「プチサンクフレーズ」を いただきました。
ふたを開けると、甘ずっぱい良い香りがふわっと広がって、幸せな気持ちになります*
ふたりも、すぐに仲良くなりました^^*
明日からは、4月。 新年度の始まりですね。
みなさまのところに、素敵な出会いが 訪れますように・・*
*** *** ***
レオニード ②
-”赤ん坊” だと・・?
- では、あれは どういうことなのだ。
「ぼく、
『おひさまみたいな オレンジ色になりたい』
って、お願いしたんだ*」
「小さな願い」より
- 特別な能力が、あったということか・・。
 
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森のこ・ベア  
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モーヴちゃん& ビーンさんのベア
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