新しい始まり

 
シュンの中学校生活が始まりました。
 
私たちの住んでいる町は、近隣の小学校数校と
1つの中学校が 緩やかな一貫教育のように繋がっていて、
シュンの通う中学校は、小学校のすぐそばにあります。
1学年6クラス、230人の大きな学校です。
 
しかし、先輩ママから聞いてはいましたが、
小学校とは様子が全く違っていました。
入学式直後から細かい規則に沿った生活を当然のものとされ、
移行期間などの猶予があるだろうとのんびり構えていたら、
全然違い、厳しいのです。 びっくりしました。
 
私の通っていた高校には制服着用以外の規則がなく、
厳しかったのは中学の3年間だけだったため 考えがいかず、
寒いのでコートを着て行かせたら「禁止だって。」と脱ぎに戻ってきたり、
カッターシャツの下に用意した防寒着が横縞だったために注意を受けたり、
など、初日から2日続けて失敗してしまいました・・。
 
そして、思い出しました。
この 背筋のぴっとのびるような緊張感が、
これから、とても大切になるということを。
 
 
まもなくシュンたちは、難しい時期に入っていきます。
怒りや劣等感や失望を抱え込んだり、
圧倒的な暗い感情の力に飲み込まれ、溺れたりもしながら、
自分自身や外の世界と折り合いをつける方法を学んでいきます。
ともすれば、押し流されてしまいそうになる中で、
例え厳しい強制であっても、寄るべき規律は、助けになるのです。
戻って来るときの。
 
しばらくは規則表とにらめっこの日々になりそうですが^^;
私もしっかりついていかなくては、と思いました。
 
 
 
慣らし期間も1日だけで、
入学式の2日後から6時間授業になり、
今日は、月1回の土曜午前授業で学校参観日でした。
 
中学校の校舎は、空間の広さが 体感で小学校の倍ほどあります。
そのことにも圧倒されながら、
緊張して 教室のある4階まで上がっていくと、
見晴らしの良い明るい教室で、初めての英語の授業が始まっていました。
 
意外にも、子供たちは時折笑い声を上げたりしながら、
全員が楽しそうに授業に集中していました。
その後の「帰りの会」でも、担任の先生のお話の調子は終始穏やかでした。
 
ああ・・ と安心しました。
学校生活の様々な部分は厳しいものに変わっても、
大切な、根っこのようなところ、
- あたたかく見守られ、支えられて育っていくところは、
小学校時代と同じなのです。
 
私も、変わらずにいけばいいのかな、と思いました。
いつか厳しく対峙しなくてはならないときが来ても、
大切にしてきたやり方を がらっと変えるのではなく、
きっと 必要な変化を足していけば良いのです。
 
 
3年間、大変なこともたくさんあると思いますが、
気負い過ぎずにがんばろう、と思いました・・*
 
 
 
 
***  ***  ***
 
 
最初の1年間は通話のみですが、
シュン用に携帯電話を契約しました。
 

 
私の番号には、もともとシュンの誕生日の数字を選んで入れたのですが、
今回、シュンの番号にも偶然、私の誕生日の数字が入りました*
シュンの反応は「へえー、良かったね。」とあっさりしたものでしたが
私にとっては お守りみたいに大切なことなので^^*  
とっても嬉しいです。
 
 
 
 
 

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