春に思うこと

 
 

 半分に折ったシナモンを入れたコーヒー。
 指先の冷えが、改善される気がします*

 
 
 
早いもので、明後日からは3月です。
少しずつ 春の柔らかい光に合うように、服を考えていきたくなる季節ですね。
 
しかし私は、アラフォー年代になってからというもの、
「この服はまだ、着られるのだろうか?」と、まず最初に悩んでしまいます。
今持っているこの服が、「世の流れ」以上に「今の自分の肌に」
合うのかどうかと、考えてしまうのです。
 
 
きっかけは、3年前の夏の終わり。
ようやくブームも落ち着いたラデュレのマカロンを買いに、
シュンを連れて 銀座まで出掛けたときのことでした。
 
ふと見た百貨店の、ショーウィンドーに映った横向きの自分の姿。
「私の腕って、こんなに老けていたんだ・・。」
ショックで、目が離せませんでした。
 
張りのある綿のTシャツと自分の腕との、そぐわないバランス。
シャツのしわと、腕の肌のくすみ加減が、相乗効果で老け感を増している・・。
 
小物選びには、年齢を意識し始めていました。
でも、服にももうそのときが来ているのだと、そこではっきりと 悟ったのです。
 
 

 
 
40代って、どんなスタイルが年相応に清潔感があって、自然体なのでしょう。
- 山ガールの大人版?
- 40代女子?
どちらも、時間、体力、精神力が 求められるような気がします。
十和子さんほどでは、ないとしても。
 
肌のケアは、日焼け止め下地を塗る程度、運動は、自転車を乗り回すくらい。
できれば美容やファッションよりも、毛糸と おいしいもののことを考えていたい - 。
そんな私でも安心して着られるスタイルは、どんなものなのでしょうか。
がんばり過ぎず崩れ過ぎず、ほどよく、しみやしわの増えていく肌に寄り添い続けてくれるもの。
一緒に年を取っていってくれるもの。
難しいです・・。
 
 
今のところは、とにかく数を着て鏡に映して、考えるしかないのかも しれません。
それはときに、辛いことではありますが。
 
自分にとっての 定番靴に合わせて、街で同じ年頃の人たちを見ながら、
失敗したりもしながら、探していくものなのかもしれません。
 
 
それが楽しみになるような、素敵なデザイン、シルエットの服が
たくさん登場してくれるといいな。
そしてできれば、あまり遠くない先に、理想的な雑誌も 登場してくれて、
方向を、提案してくれたらいいな、と思っています。
 
 
 
 

  何年も買い直している、BATHROOMのパンプスと、
  NO NAMEのストラップパンプス。
  どちらも、ヒール約5センチで疲れません。
  とくにBATHROOMは、洗えるところも好きで、
  似た形のもので3色持っています。

 
 
 
 
***  ***  ***
 
 
春風 ①
 

 「そういえば、レオさんに
  お渡しするものが あるんですよ。」
 「ぼくに・・?」

 
 
 
 
 

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