トートバッグを作りました*2

 
 
先週に続いて、トートバッグを2つ作りました。
1つは、前回の最後にご紹介したウールのもので、
もう1つは、大きなトートバッグです。
 
 
    
 
左側は、表をウールのみ、裏をデニムにして、
右側は、帆布を正方形にカットしたものとデニムを組み合わせて、作りました。
どちらにも、前回使用した9オンスのデニムを、製品後の色落ち防止のために
しっかりめに洗った後、使用しています。
 
 
 
1.ウールのトートバッグ
 
前回の2つのトートバッグが、色や柄で主張するタイプのものでしたので、
今回は、静かな色味の、昨年購入したハイカットのコンバース、ブラックモノクローム
似合いそうな生地を選びました。
濃紺色の細いヘリンボーン柄です。カラフルなネップが 星を散りばめたようで、
コンバースの星とお揃いなのです^^。
 
持ち手も含めて、全てに厚めの接着芯を貼りました。
また、前回のタイベックのトートバッグを作る際、使用しない外側のポケットを省いたら、
思いのほか 作業時間が短縮できたので、今回もなしにしました。
ポケットは内側のみです。
 
 
 
ウールは、生地自体に弾力があるためか、
縫い目の感覚が狭いところが、ぷくっと浮き上がって かわいいです。
 

 
 
底の三角形マチも、角を出したら自然に浮き上がってきたので、仕上げが楽でした。
途中のアイロンは、てかりが出ないように、浮かしスチームを慎重にあてました。
 

 
 
内布のデニム生地です。ほどよく ぴんと張ってくれて、安定感が出せました。
底板のベルポーレンはブラックです。
 

 
持ち手は、生地費節約のために、横(縦よりも伸びやすい)方向に取ったので、
伸び止めと形態安定のために、真ん中に一本ステッチを入れました。
 
 

 
内側のデニム生地のおかげで、自立しますし、
角があるものを入れても、表に響かないことがわかりました。
この方法はニットバッグにも使えそうで、良い発見でした^^。
 
季節ものなので、これからたくさん使いたいと思います。
 
 
 
 
2.大きめのトートバッグ
 
小さめのものを3つ作ったら、今度は大きなものを作りたくなりました。
ちょうど、お試し購入した11号帆布のカットクロス10枚セットがあったので、
(なんと、銀河工房さんのものが送料込みで600円です!)
その中から、デニムに合う秋色の4色を選んで、組んでみようと思いました。
 
「ドット絵のイメージなんだ~。」と言ったところ、
「8cmあったらタイルでしょ。」と シュンに笑われましたが大丈夫。ドット絵です。
持ち歩く私に合わせて拡大しているのです^^☆
 
 

 
サイズは、内布の楽しみでご紹介した こちらのバッグを参考にしています。
持ち手の長さ(52cm)が、私の肩にちょうど良く、使いやすいのです。
縦32cm、横48cm、縦と横は8cmの倍数に調整し、マチ10cmにしました。
 
 
 
    
表布1枚あたり、8×8(cm)の正方形に縫い代分1cmを加えたものを18枚、
下に5cm分のマチ(計10cm)を足した8×13(cm)・縫い代同様のものを6枚、
カットして並べて 好きなバランスを確認してから ミシンで縫い合わせ、
裏側に厚めの接着芯を貼りました。
 
 
 

 
内布は、しわ加工と光沢の入った ポリエステルワッシャーで、
底板はホワイトです。
 

 
両面を、異なる柄模様にしました。
 

 
実は最初、「やや使い古した感じも素敵だなぁ」と 渋めのカラーを選び、
デニムも帆布も、それぞれぬるま湯通しをしてしっかり絞ったのですが、さすが丈夫で、
予定と異なり 大変主張的かつ元気に仕上がりました^^;☆
普通に折り込んだマチが10cmしかないにもかかわらず、
上の写真のように自立してしまったくらいです。
びっくりしました。
 
市販のものみたいに、少しずつくたびれて馴染んでいくのか、
変化を見ていくのも楽しそうです。こちらも、どんどん使っていこうと思います。
 
 
 
短い期間に4つも作れて、とっても楽しかったです。
作って使って、を繰り返しながら、いつか自信を持って
好きな人にプレゼントできるくらいの腕になれたらいいな、と思います。
 
 
 
 
 
*本日は都合により、「日々のこと」に変更いたしました。
 よろしくお願いします。
 
 
 
 
 
 

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