『かわいいものルール』卒業

 
 
この ひと月半ほどは、制作の時間が取れなかったので、
空き時間にインターネットで、新作の毛糸を探したり、
お店の展示会のレポート記事を読んだりしていました。
今年は変わり糸にも穏やかで明るい、優しい色味のものが多くて嬉しいです。
今週は、注文しておいたものから黄色の毛糸でベアを編んでいます。
 
そしてもう1つの楽しみは、生地を探すことでした。
ニットバッグの内布のために ネットショップ巡りを始めてから、
生地の世界が、素敵な柄生地であふれていることを知ったのですが、
植物、動物、食べもの、季節のもの、キャラクターもの、和風、北欧風 ・・などなど、
どのカテゴリーにも、かわいいもの、好きなものが次々に見つかります。
 
しかも、一般的な100cm程度幅の生地は、10cm長あたり70~170円ほど。
合計で200cmまでなら、メール便で送ってくれるお店も多いので、
小物用途には気軽に購入できそうです。
むくむくと、傍に置きたい欲が湧いてきます。
 
 
・・ただ。
我が家には、バッグ向けには既に使いきれないほどの計画とその待機生地があり^^;☆、
インテリアには、『かわいいものルール(2012.8.13)』もあるんですよね・・。
 
それに、あれも好き、これもかわいい、全部欲しい・・! なんてしているうちに、
溢れかえり収拾がつかなくなって、全部が嫌になってしまったら・・という
漠然とした不安のような気持ちもあります。
 

ミニオンたちが、かわい過ぎます。
シュンが小学生だったら、体操服袋と水筒袋と音楽袋を作っていました・・(><。。
           (手芸のピロルさんの販売ページからお借りしました)
 
 
 
しかし、そんな中、背中を押してくれるような映像を観ました。
リオオリンピック閉会式の『トーキョーショー』です。
(NHK提供の映像は、YouTubeのこちらです。)
 
トップアスリートたちの ハードで躍動感のある動きが
東京の風景にクールに重なったかと思うと、
おなじみの、漫画やアニメやゲームのキャラクターが次々に登場して、
ドラえもんに応援されながら、マリオに変身した安倍首相が土管を使ってリオへ。
意外なのにしっくりくる展開に驚いていると、リオの会場で
最先端の拡張現実(AR)などの映像技術を使ったパフォーマンスが始まります。
音楽は、大好きな椎名林檎さんと中田ヤスタカさんで、
演出はこちらも 大好きなPerfumeを手がける真鍋大度さんとMIKIKOさんです。
(更新されたばかりの、演出についてのお2人のインタビュー記事はSENSORSのこちらです。)
そして最後は、「市松模様」を象徴するような、レトロモダンな東京を表現する舞が。
美しさに見とれていると、なんと 北島康介さんの合図で上がった花火に添えられた音楽は、
マリオがゴールしたときの、あの曲なのでした。
 
クールで力強くて、かわいくて楽しくて美しいものたちが、心地よく融合していて、
東京はやっぱり素敵だ・・!と思いました。
 
 
異質なものどうしであっても、調和を生み出すことは可能で、
大切なのは、それらに何を加えるかという視点なのですね。
私も、自分の好きなものを集めて そうしてみたいと思いました。
 
溢れかえってもいい、
身の程とか、過去に満足していたルールとか、気が変わることの不安の前に、
嫌になるくらい抱え込んだことが自分にはなかったのだから、経験してみよう と。
 
 
そして、購入しました^^*
 

 
気分と季節で取り替える、毛糸と道具のチェストの上の敷物用です。

 
 
そして、トイレの神様たちに合わせてクマの柄でカーテンを作りました。
トイレはこれから、クマさんワールドにしていきます。

 
 
 
ということで、『かわいいものルール』は卒業しました^^。
これからは、私の家にも たくさんの「好き」を詰め込んで、
私たちにとっての宝箱のようにしていけたらいいな、と
思っています。
 
 
 
 
 
 

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