孤独というもの (P☆snapshots 157)

 
 
風はまだ冷たいですが、
陽ざしが少しずつ、柔らかく、暖かくなってきました。
もう、3月になるのですね・・*
 
 
 


 ね、バブル。 
 「孤独って知ってる?」

 
 
 


 知ってるっ☆
 「おひさまの中のこと。」
 
 「おひさま、すごいよね!
  おっきくて、あたたかくて、
  ぼく、大好き!」

アスティファーのベア・弟くん
 
 
 
 


 - 中・・?
  かげのことかなぁ。
 
 
 
 
 
 重いんですけど。

 
「コンちゃんは、知ってる?」
 
 
 
BB・ベア

 
 

 
「ぼくにとっては、『宝物』を見つける手がかり、かな・・。」
「ぼくは、『運命』だと思う。 この丸ごとの花みたいに。」
 
 
 

 
 「ひとそれぞれに
  違うということ・・?」

 
- たしかに、今は「きゅ」っとしていないかも・・。
 
 
 


 - 終わったらあそぼ~♪
 - オッケー^^。
   あと少しだよ。

 
「ねぇ、シュンは?」
「そうだねぇ。 ・・ぼくはまだコーヒーが飲めないから、難しいなぁ。」
 
「・・なるほど。」
 
 
 
 
(花粉症予防の筋トレ中)

 
 
 
 
 
 「・・って、ことなの。」
 「そうか・・。」

 
「ねぇカイト、孤独って なんだと思う・・?」
「オレにとっては、『考え続けること』だな。 今はまだ。」
 
 
 
- 体を動かすことも、思索のうちだぞ。
- そうだね。 ぼく、がんばるよ・・・*
 
 
 
 
  ***  ***  ***
 
 
たぶん、偶然ではないのだろう。
 


 「お庭のクロッカスが咲いたよ。
  カイトが帰ってきて、3つめの春が
  来ているんだね・・*」
 
 「だな・・。」
 

 
 
オレたちが こんなふうに、同じ景色を見ていることも。  
 
 
 
 
 
*レオニードとコーヒーについてのこれまでのお話*
 ・前回の「P☆snapshots 156 -レオニード-」はこちらです。
 ・2012年夏のお話は、こちらより、
   ブログのラストコーナーにて全6回(途中1回お休みが入ります)です。
 ・2014年秋のお話は、「P☆snapshots 105 前編」、「P☆snapshots 106 後編」)です。
 ・レオニードを含めたみんなのお話は、こちら『ポラリスの物語』をご覧ください。  
 
 
 
 

『ニートの歩き方』

 
 
お正月の休み明けにNHKの教育テレビに出演されていた、
京大卒・ニートの phaさんの本を読みました。
 

 
*ニートとは*
学校に通わず、独身で、収入を伴う職業についていない(労働意欲に欠ける)若者のこと。
内閣府の定義では、15歳から35歳までを対象としている。 (三省堂の辞書より)
 
 
 
『ニートの歩き方』は、phaさんが実践している
「あまり働かない生き方」について書かれた本です。
2012年8月に出版されました。
 
「かつての僕と同じように「人間はちゃんと会社に勤めて真面目に働いて結婚して
幸せな家庭を作るのが当たり前の生き方だ」という社会のルールにうまく適応できなくて
しんどい思いをしている人が、いろいろな生き方があると知ることで
少しでも楽になればいいな、と思って書いたものだ。 (『はじめに』より)」
 
インターネットの発達により可能になり、そして
その大部分がインターネットに支えられているという 彼の生き方について、
人との関わりかた、経済のやりくりのしかたから、
どのようにしてたどり着き、先々をどんなふうに展望しているのか まで、
各章にわけて、具体的かつ丁寧に書かれています。
 
・第1章 ニートのネットワーク -僕がニートになった理由
・第2章 ニートの日常風景 -コミュニティとゆるい生活
・第3章 ニートの暮らしかた -ネット時代の節約生活法
・第4章 ニートのこれから -社会・人間・インターネット
 
 
主に その生活を楽しんでいる様子が書かれていますが、
一方で、ニートという立場を貫くには、恋愛、結婚、子育てが難しい点にも、
ネガティブな捉えかたではありませんが、触れています。
中でも、一番厳しいかもしれないのが老後だそうです。
金銭的な備えが見込めない分、居心地はよいけれど血縁ではなく、
義務も約束もない現状のつながりを、助け合い関係にまで築けなかった場合には、
相当悲惨な状況に陥る覚悟が必要なようです。
 
でもphaさんならば、進む道の途中できっと、ベストな解決策を探し当てて、
提示してくれそうな気がします。
 
 
書かれていることが心に入ってくるのは、
彼が ただ楽をして稼いで、嫌なことから逃げ続けたい、からこの道を選んだのではなく、
子供の頃から、学校生活に適応できない自分に悩んだり、
既存の社会の仕組みや枠に苛立ったり絶望したりし続けてきて、
学生生活の後、会社員生活もして、20代の終わりにようやくたどり着いたという、
人生に真摯に向き合っている姿に、励まされるからだと思います。
 
きっと、大切なのは そこなんですよね。
生きることについて、とことん考え抜いて、心が本当に望む道を進んでいく。
さらに、うまくいくように努力と工夫を続けていく。
悩んで考え抜けば自分にとっての幸せがわかり、実現できるのだ、という希望が
見えてきます。
 
 
働くことに さまざまな考え方、やり方があることについて、
ニートの人も、そうでない人も含めた社会全体がもっと寛容になる中で、
これまでにはない、新しい概念の仕事が生まれていったら素晴らしいな、と
そして、どんな生きかたを選んだとしても、
自分の人生を大切にすること、あたたかい繋がりという支えを信じることによって、
人はもっと強くなれるし、幸せになれるのだ、と思いました。
 
 
 
 
*phaさんのプロフィールなどは、NHKの番組サイト
 『ブレイクスルー File.46 自分の幸せは、自分で決める ―ニートのカリスマ phaさん―』に、
 コンパクトにまとめられています。
 
*『幻冬舎plus』に、2015年5月に同社から出版された
 『持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない』 の紹介を兼ねて
 その生き方、考え方についてのご本人の文章を掲載しています(現在は登録なしで読めます)。
 ・6月25日公開の前編「生きるのがつらい人が多すぎる
 ・同28日公開の後編「「普通」の縛りから抜け出せば、もっと楽に生きられる
 
 
 
 
***  ***  ***
 
 
こちらはシュンの お勧めの本です。
 

 
 
 
 
   イーストプレス社
   『よりみちパン!セ』のサイトから
   画像をお借りしました。

 
「ロボットは東大に入れるか」は、
この本の著者である 国立情報学研究所(NII)の新井紀子教授を中心に、
2011年4月にスタートした、人工知能(AI)のプロジェクトです。
・2016年度までに大学入試センター試験で高得点をマークすること
・2021年度に東京大学入試を突破すること  
AIの「東ロボくん」は、この2つを目標に がんばっています。
 
本は、AIに詳しくなくても読めるように、わかりやすく書かれています。
「現段階では問題文の意味を理解するのが難しい」など
人間とはまた違った得手不得手を抱えながら成長していく 東ロボくんの様子が
なんともかわいくて、読み進むうちに親しみが増していきます。
わくわくする、夢のあるプロジェクトです。
 
ただ、残念なことに現在はインターネット上では販売されていません。
シュンが「家に置いておきたい!」というので、書店を探してもいますが見つかりません。
絶版でないといいのですが・・。
 
 
インターネットで調べたところ、2015年11月14日に発表された最新の状況は、
同年6月実施の(株)ベネッセコーポレーションの“進研模試 総合学力マーク模試”に挑戦し、
5教科8科目で511点(全国平均416.4点)を獲得し、偏差値は57.8だったそうです。
特に「数IA」で偏差値64(前年46.9)、「数IIB」で65.8(同51.9)、
「世界史B」で偏差値66.5(同56.1)と、計3科目で偏差値60を超え、
前年を大きく上回る成果を収めたとのことです。
 
また、論述式で行われる2次試験に向け、
駿台予備学校「東大入試実戦模試」の一部科目も受験、初めて世界史に挑戦して、
偏差値54.1を記録しています。(無回答欄もあるところが 人間っぽいです^^*)
 
東京大学入試を突破する目標の2021年まで、あと5年。
がんばれ、東ロボくん^^!
 
 
 
 
*「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトのホームページはこちらです。
*最新状況についての(株)富士通研究所のプレスリリースはこちら
 ITmediaの記事はこちらです。
 
 
 
 
***  ***  ***
 
 

  phaさんがあとがきの最後に
  書かれていた言葉から、
  カイトが帰って来たときのことを
  思い出しました。

P☆snapshots 29
 
不安を消し去ることは難しくても、
新しい技術と価値観を手にする未来、希望に満ちた未来は確かに開けていて、
私たちは、その入り口に立っているのだという気がします。
 
明るい気持ちで進んでいこうと思います。
 
 
 
 

poche*ベア

 
 
pocheという毛糸の名前から、
ポケットサイズの 小さなおさるさんをイメージした
ベアを作りました・・*
 
 


 

こちらはサムネイルです。
写真をクリックすると詳細表示となり、
ブラウザの「戻る」で再びこちらの記事に戻ります。
 
 
 
毛糸は、ダイヤモンド毛糸の「ダイヤポッシュ」。
ファーがところどころ、クリンプ調の束になっています。

 
5号かぎ針で編みました。
 
 
 

 
瞳は、ブラウン×ブラックのグラスアイ。
鼻まわりと肉球は、ハマナカ「etoffe」のホワイトを
使用しています。
お耳を小さく、横向きにつけました*
 
 
座った状態で、高さ約16cmです。
 
 
 
 
***  ***  ***
 
 


 「冬といえば?」

 
「焼きいも。
 『幸せの味』よね・・・。」
うん・・*」
 
 
 
 

レオニード (P☆snapshots 156)

 
 
明日は嬉しい チョコレートの日ですね^^*
今日はベアたちと、みんなで楽しむチョコレートを準備しました。
 
 
 


 「・・そう。レオちゃんは、
  珈琲が大好きなのね。」
 
 
 
 
 
 
 くまちゃんだ~☆
 ええ・・*

Xmas・ベア
 
 


 「おいしいんだよ!
  まだひとくちだけど、
  毎週1回は飲んでいるんだ~♪」

 
 
 
 


 「じゃあ、チョコレートは?
  甘いものはあんまり・・かしら。」

オブリビオンのベア・ピンク
 
 


 「ううん、チョコレートも大好き!
  甘いお菓子は、大、大、大好きだよ。」
 
 
 ありがとう*

 
- コーヒーは特別なの。
 ぼくは、コーヒーのおいしさを全部、わかりたいんだ~♪
 
 
 


 「素敵ね。
  私も、いつかは・・って
  憧れているけれど
  なかなか難しいわ。」

シャイニー&スパンコールのピンク・ベア
 
 
 
 


 「孤独という
  苦さがあるものね・・。」

エルクのベア
 
 
 
 


 「大人でも 大変なことなのでしょう?
  すごいわ!
  がんばってね・・*」

 
 
 
 

- ありがとう~*
 
 
 
 

 『すごいよ、レオ☆』
 『にがいんだけどね、
  それって だいじなことなの。
  少しだけ わかったよ。』

P☆snapshots 106」より
 
 
・・・ にがさが、 孤独・・?
 
 
 
 
 
***  ***  ***
 
 
「冬といえば?」


「孤独を見つめる。」
「ぼくたちにとっては、大切な時間なんだ。」
 
 
 


 「孤独・・・。」
 
 
・・・あ、また。
 今、お腹のあたりが「きゅ」っと した・・・。  
 
 
 
 
 
 
*レオニードとコーヒーについてのこれまでのお話*
 ・2012年夏のお話は、こちらより、
   ブログのラストコーナーにて全6回(途中1回お休みが入ります)です。
 ・2014年秋のお話は、「P☆snapshots 105 前編」、「P☆snapshots 106 後編」)です。
 ・レオニードを含めたみんなのお話は、こちら『ポラリスの物語』をご覧ください。  
 
 
 
 

桜の芽のベア(茶杢色)

 
 
東京は穏やかな、暖かい日になりました。
 
今週は、杢(もく)調カラーの毛糸で作った
桜の芽をイメージしたベアのふたりめをご紹介します。
 
男の子ベアです。
 


 

こちらはサムネイルです。
写真をクリックすると詳細表示となり、
ブラウザの「戻る」で再びこちらの記事に戻ります。
 
 
 
毛糸は、リッチモアの「muflone」。
右の、濃いこげ茶の杢色です。
つぼみになる直前の、深い茶色です。

 
5号かぎ針で編みました。
 
 
 

 
 
瞳は、ブラックのグラスアイ。
鼻まわりと肉球は、黒杢のひとと同じ、
ハマナカ「ループル」のホワイトです。
 
座った状態で、高さ約16cmです。
 
 
 
*先週登場した、黒杢の女の子ベアはこちらです*
 
 
 
 
***  ***  ***
 
 

   
「冬といえば?」

 
「チョコレートよ。
 優しくやわらかい甘さは、『がんばったね*』って意味なの。
 言葉がなくても、ちゃんと伝わるの。」
 
 
 
 

うっとりハンドクリーム

 
 
この冬は、
素敵なハンドクリームをプレゼントでいただいたおかげで
毎晩 良い気分で眠りにつけます。
優しい香りにうっとりしながら「また明日」と思えて、幸せです・・*
 
 
こちらは、マークス&スペンサーの「BLUEBELL&DAISY」。
花のような甘い香りと石鹸の香りがします。

 
 
そしてこちらは「スチームクリーム」。
ラベンダー、カモミールなどのハーブの香りがします。

 
 
どちらも、塗ったあとすぐに さらさらになり、香りが持続します。
2つのクリームを交代で、毎晩塗っています。
 
 
私は、日中は毛糸を触るため、
油分等で糸の質感が変わらないよう、手には何も塗らないことにしています。
そのため、冬場はいつも 手荒れが始まってからの対策で、
シュンのワセリンや保湿剤を夜寝る前に塗ったり、
主婦湿疹の薬にお世話になったりしながら、しのいできました。
 
また、爪の形の悪い、指の節のごつごつした大きな手なので^^;
「今さら手の美容にこだわってもなぁ・・」とも、思っていました。
 
でもこの冬、香り目当てで 毎晩忘れずに塗っているうちに、
少し良いほうへ変わってきたのです。
手の甲の肌のきめが整い、日中でも血色が良くなってきました。
 
 
癒して、整えて、さらに見た目もかわいいなんて、
ハンドクリーム、素晴らしいです・・*
これからも、毎晩の習慣にしていこうと思っています。
 
 
 
 
***  ***  ***
 
 
市販のペーストに、
色々な種類のおいしいものがあって嬉しいです^^♪
 

 
左は、先日初めて購入した「ベジタベル・カレー」。
シュンに大好評でした。
にんにくとしょうがの良い香りがしっかり出ます。
なんと、甜麺醤も入っています。
育ち盛りのシュンにはお肉が欠かせないので、
脂肪とくさみの少ない 鶏胸のひき肉を入れたら、よく合いました。
 
 
今晩は、右の「ボルシチ」を作りました。
ペーストにサワークリームが入っています。
何を入れてもおいしいけれど、スパイスをしっかり入れること、と聞いて
玉ねぎ、にんじん、じゃがいもと、
牛肉の代わりにハーブソーセージで作ってみました。
さすがは寒いロシアの郷土料理。芯から温まるおいしさでした^^。
 
 
 
 

桜の芽のベア(黒杢色)

 
 
今日は立春です。
厳しい寒さも今が底、ここが最後のがんばりどころですね。
 
今週と来週は、杢調カラーの毛糸で作った
桜の芽をイメージしたベアをご紹介します。
 
 
ひとりめは、墨の色のひとです。
 


 

こちらはサムネイルです。
写真をクリックすると詳細表示となり、
ブラウザの「戻る」で再びこちらの記事に戻ります。
 
 
 
毛糸は、リッチモアの「muflone」。
深く美しい黒杢色です。

 
5号かぎ針で編みました。
 
 
 

(表情が見えるよう、少し明るくしました。)
 
 
瞳は、時を経たアンティーク・グラスアイのブラック。
鼻まわりと肉球は、ハマナカ「ループル」のホワイトです。
 
座った状態で、高さ約18cmです。
 
 
 
 
桜は、厳しい寒さを一定期間 耐え抜くことで、美しい花を咲かせます。
 
ひたむきさ 誠実さに光が射す希望を 誰もが感じられるような、
穏やかな春になりますように。
 
 
 
 
***  ***  ***
 
 

   
「冬といえば?」

 
「はるっ♪」
「それ、シュンでしょ*」
「すごーい! あたり~☆☆」