２０１４年も、残すところあとわずかになりました。
今年も応援していただきまして、ありがとうございました。
 
 
ブログでは それぞれの物語が少しずつ動き出して、
展示会で「ベアたちとお話は、どれくらい先まで決まっているのですか。」
というご質問を、何度かいただきました。
 
実は、きちんとした計画はなくて、
私たちの生活、出会った人、見聞きしたこと、などと
毛糸から浮かぶイメージから、
その時々に合うと感じたベアを編んでいます。
そうすると、あとから性格などが見えてきて、
Polarisの物語が進んでいきます。
レオニードとカイトが登場したときから、ずっと同じです。
好きな気持ちだけで作っているうちに、毛糸とベアたちが引っ張っていってくれる、
そんな感じで続けています。
 
例えば、１０月の皆既月食の週にやってきたフォレストグリーンのベアは、
瞳が小さなともだち（カエルくん）と 同じでした。
その頃、シュンの小学校最後の運動会があったことから
レオのチャレンジにつながり、その中で、
カエルくんだった頃の、コンテスト･ベアとの交流を
知ることができました。
瞳が決まるまでは、想像もしなかった展開でした。
 
 
この１年で、おぼろげながらエンディングが見えてきた気もしますが、
今後登場するベアによっても、変わっていくかもしれません。
この先も同じように編み続けていくこと、
心に浮かぶものを誠実に受け止めて形にしていくことで、
自分も、謎解きをするように作っていけたら、と思っています。
 
読んでくださるみなさま、会いに来てくださるみなさまに
励ましていただいて、続けて来られました。
本当にありがとうございました。
 
 
 
今年はまた、私にとってもシュンにとっても、
たくさんの温かい出会いとつながりに助けていただいた１年でした。
 
人生は難しい選択と困難の連続ですが、
悩みながらも一歩を踏み出すことで、幸せになれると信じています。
 
 
２０１５年も、みなさまにとって素敵な年になりますように。
心よりお祈りいたします。