毛が伸びる?!(毛糸のテディベアのお話 1)

 
 
実は、Polaris のベアたちは、ときどき、毛が伸びます。
 
・・とは、夏向けのお話ではなくて^^;
本日は「毛糸のテディベア」の特徴についてのご説明です。
 
 
生地を裁断し、縫って作るテディベアは、通常
毛のある面と、毛のない面があります。
一方、Polaris の、かぎ針で毛糸を編んで作るテディベアは、
内側と外側の両面に 毛が出ている状態で、生地が編み上がります。
 
これは、縫って作られるテディベアと、毛糸のテディベアとの、
大きな違いの1つです。
 
 

こちらは、レオニードの制作途中の写真です。
生地(編地)の両面に毛が出ています。
 
 
 
編地には、伸縮性があるため、ベアの完成後も、
抱っこやポーズをとっている間に、わずかですが編み目が動きます。
それで、内側におさまっていた毛が出てくることがあります。
そしてある日、「あ、伸びたね」と、なります*
レオニードの場合、ほぼ半年の周期で、散髪時期がきます。
 
どんな状態で伸びてくるかの例を、下の3枚の写真でご説明します。
 
 
 
①顔まわりは、の周辺や鼻まわりに出ています。

 
目のまわりも、生地が動きやすいです。

(片目だとちょっとコワいですね~)
 
③体全体は、写真のように、脇腹にぴょこっと毛が出たりします。
 目立つ場合は、見つけ次第カットしていますが、
 自然でいい感じ・・*と思えるときは、そのままにしています^^。

 
 
毛足が短いタイプは、出てきたとしても、
表面の毛以上の長さになることが少ないため目立たず、処理が必要ないこともあります。
 
また、ループ、スラブ等の、変わり毛糸を使用したタイプは、
毛はほぼ伸びませんが、例えば、爪などに引っかかって、
内側からではなく、表面の毛のうちの数本が飛び出ることがあります。
こちらも、先端を少しカットします。
 
ただ、カットする場合は、できるだけ小さい細いハサミで
該当する部分のみをそっと切るようにします。
編地を切ってしまうと、ほつれてしまうからです。
 
 
 
Polaris では、ご購入価格に
*軽度の補修代(ほつれ、すれ、部分的な変形等をさします。重度とは、頭部取り替え、
 ジョイントやパーツの交換のことです。詳細はお問い合わせ下さい^^)
*メンテナンス代(カットなど表面を整えることです)
が含まれています。
送料はご負担いただいておりますが、ベアの状態で気になることがありましたら、
いつでもお気軽にお問い合わせ下さい。
チャリティーラッフルのベアについても、同様のご対応をさせていただいています。
 
 
 
本日、レオニードの散髪をしました。
毛が飛び散るので、いつも、風呂場の乾いたふたの上で切り、
掃除機で飛び散った毛を吸い取ってから、取りきれない分をシャワーで流しています。
 
すっきりしたレオの姿は、なんだか気持ち良さそうで、
「良いことをしたな~」という気分になれました*^^*
 
 
 
 
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 「どうしたの? つらいの?」
 「・・いえ、考えごとをしています」

こぐまちゃん・ベア
 
 
 
 
 

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