扉 4 (P☆snapshots 193)
きみは、『ぼくのため』と知ったとき どう感じたの?
嫌な気持ちに、ならなかった・・?
嫌だと思ったことはないよ。
なぜなら、きみもレオも、
ぼくに きみと寄り添って生きることを望んではいなくて、
ただぼくがいることを 喜んでくれていたから。
その気持ちがいつも 伝わっていたから。
良かった・・*
ルーポ。 ぼくは、分かったよ。
『役割』も、実は、複層的に存在する人生の一部分で、
何を抱えるか、どう抱えるか、・・抱えないことさえ、選ぶのはぼく自身だったんだ。
そうなんだね・・。
ぼくも、分かったんだ。
あるひとが’理不尽’と言い、また あるひとが’孤独’と言い、’違和感’と呼ぶもの。
それらはきっと、同じものなんだ。
そして、希望の道を 知らせてくれるものなんだ。
新月の、暗く深い空。 新しい始まりの夜空。
その日が 近づいている・・。
たくさん 語り合おう。
重くて暗い、大切なことこそ、ゆっくりと。
*** *** ***
- 気付けなかったけれど・・
「お留守番と、
バブルのこと よろしくね。」
「ああ。」
「カズキ。 星を ・・探してくれ。」
「分かった^^☆ 東京駅で撮ってくるね。」
- 何を指しているのかも、分からないけれど・・
・・それでも。
不思議と 見つけられる気がする。