扉 3 (P☆snapshots 192)

 
 
依存心を刺激しない 真摯で誠実な音楽。
捉われずどこまでも入り込んでいける 深く豊かな世界観。
 
彼の作品は、ずっと変わらない・・。
 
 

 
 
 
『fullmoon』。
あの家で見上げた 数々の満月。
 
 
 

 
 
七色のひとは、オレを 同じ’月’だと言った・・・。
 
 
 
 

 
 
オレを慕って どこにでもくっついてきた、
無邪気で人なつこい テディベアのレオニード。
 
恐れを抱きながらも、孤独に向き合おうと もがき続けていた おまえには、
既に充分に、力が備わっているのだ。
 
闇を認めて 光は放たれる。
 
どうか、笑顔で生きていって欲しい・・。
 
 
 
 

 
 
『andata』。
往復、というのか・・?
 
USBの姿でポラリスに行った後、毛糸のベアの姿で帰ろうとしたときには
さすがに恐怖を抑えられなかったが・・
必ず帰りつくのだと、必死で探し出した 強い願いが 今へと繋がっているのだから、
人生とは、不思議なものだな・・。
 
 
 
そう・・ 不思議といえば、今朝の夢だ。
庭のジャスミンに顔を近づけすぎて、ソファのへりから転がり落ちるレオニードを
なぜか、リリさんが助け上げていた。
 
 
 
・・なぜだろう。
音楽のせいか、今日はさまざまな思いが脈絡なく浮かび上がってくる。
 
 
 
 


 
  ♪~♪
 

 
 
チャイム・・・?
 
 
誰だろう。
彼らはまだ戻っていないのだが・・・?
 
 
 
 
 
 

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