今年の編み小物
ようやく、秋らしい気候になってきましたね。
編み物が はかどります・・*
この秋冬は、ブランケットとOpalのスヌードから 編み始めています。
ブランケットです。
縦を90cmにし、横は、現在50cm程度まで編めたところです。
毛糸は、こちらの3種を使用し、
編み図は『かぎ針編み講師認定講座』の教材から、4番を使用しました。
「ソノモノグラデーション」のチャコールが濃いので、
軽やかさを出すために、透けのある柄を選びました。
長編みの市松模様とネット編みの組み合わせです。
横の長さは、140~150cmにする予定です。
仕上げの縁編みは、「ベストフレンド」のグレーに、シルバーのラメ糸を引き揃えて
細編みで整えようと思っています。
そして、Opalのスヌードは、
昨年の夏にコンちゃんがプレゼントしてくれた「フンデルトヴァッサー」で、
最初、幅13cmの二目ゴム編みにして編んでみたのですが、
(昨年夏にご紹介したときの写真です。)
こちらでご報告の通り、1周分まで編んで仮繋ぎしたら、
ボリュームが出ないことが分かり、輪編みで編み直すことにしました。
色々な柄を試した結果、靴下と同じ幅で同じ編み地にすると、
やはり一番きれいなバランスになることが分かりましたので、
二重のスヌードに決めました。
幅11cmで、現在60cm程度まで編めたところです。
黄色をベースに、シャーベットオレンジやすみれ色、深緑色など
意外な色が組み合わせられているのですが、
編み進むうちに柄として馴染んでくるのが、面白くて不思議です。
どちらも、なかなか まとまって編む時間が取れないので、
かごに入れて ソファの横に出しておき、
時間ができたら1段、または5分、というふうにじわじわ進めています。
なんとなく「育てている」感もあり、楽しいです。
今年も 楽しい編み物シーズンになりますように・・*
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フリース製ルームシューズを作りました^^*
今日は、洗濯2回後の
着用3回目です。
ここ数年間はずっと、かぎ針編みの靴下を編んでいましたが、
今年は、ミシン縫いで作ってみることにしました。
会社員時代に、パーカー向けなどのフリースサンプルのカットを
数えきれないくらいしましたが、縫うのは初めてです。
フリース生地は、ユニクロが大ブームを巻き起こしてくれたおかげで、
広幅の145cm巾が主流となり、量産体制も世界のあちこちで確立され、
手間のかかる工程の割には、安価で入手することができます。
今回は、アンチピリング加工された薄手のフリース生地を使用しました。
試作段階ではありますが、作り方の要約です。
1.以下の生地を用意します。
・底面:足の形にカットしたフリース生地2枚、綿のネル生地2枚
・側面(くるぶしや甲を覆う面):左右対称のものをフリース生地で4枚(=2組)
2.底面のフリース生地とネル生地を中表で縫い合わせて、表返します。
3.側面2枚を、縫い代を表に出した状態で底面に合わせ、
ニット用のジグザグステッチをかけて縫い合わせます。
実は、最初の1足目は、フリース生地のみを使用して、
ショートブーツ型のルームシューズを参考に、縫い代を内側に入れて作ったのですが、
縫い代が肌に当たってゴロゴロする上に滑りやすく、頼りなくて、失敗でした。
しかし、バッグのように表布、内布を作って縫い合わせるのは面倒でしたので、
底面だけを綿素材と2枚にし(フリース生地は吸水性のないポリエステル素材のため、
強度だけでなく蒸れ対策も兼ねて、綿素材です)、側面の縫い代は外側に出して
「切りっぱなし風」にすることにしました。
切り口のほつれがほとんどないのも、フリースの特徴です。
念のためにニット専用針(糸はシャッペスパン)と、テフロン押えを使用しましたが、
足先と甲のカーブ部分がとくに、上手く滑らず難しかったです。
ジグザグの幅がばらばらになってしまいました^^;
生地と同色糸を使うべきだと思いました。
制作時間が短い上に、145cm幅の1m長なら、6足作れますので、
しばらく着用してみて問題がなければ、冬の定番にしたいと思っています^^*