ソノモノ*ベア

 
 
夏のおまつり前、最後に登場してくれたのは
ふわふわ毛糸で編んだ、小さなベアです*
 


 

 
 
 
毛糸は、ハマナカの「ソノモノ・ヘアリー」。

 
2本取りにして、5号かぎ針で編みました。
 
 
 

 
瞳は、ブラックのグラスアイ。
鼻まわりと肉球は、「ソノモノ・ヘアリー」にこげ茶の極細スラブ毛糸を
ミックスしました。
 
 
座った状態で、高さ約12cmです。
 
 
 
 
 
***  ***  ***
 
 
おめでとうございます。
 

同じ試合の中で並び、あっさりと抜き去る。
イチロー選手らしいプライドの示しかたにも、感動しました。
 
 
 
東レ株式会社で、20代の青春(^^* をニット生地に捧げていた頃、
お客さんの、株式会社アシックス・ローリングス事業部(当時)のかたから、
マリナーズの招待キャンプへの参加を決めたイチロー選手のために
「マリナーズブルー」のウエア用生地を特注の特急で染めて欲しいという依頼がありました。
1999年、大リーグへ移籍される1年ほど前のことです。
 
「日本からわざわざ「マリナーズブルー」のシャツを準備して行ったら、
あちらにやる気が伝わると思うんですよ、ウエアまで整えてきたのか!って。
我々は、そういう形でイチロー選手を応援したいんです。」
その言葉に、技術部や協力会社の染工場の人たちも「必ず」と請け合って下さり、
水質が違うために染まり方が違い、再現の難しい「マリナーズブルー」、マリナーズの独自色を、
大特急で繰り返し試作して、見事染め上げて下さったのでした。
当時は、日本のメーカーはまだ米大リーグとのつながりが薄く、下にも感じていて、
市販の応援グッズではない、選手が使用するもののサンプルの入手が難しい、そんな時代でした。
 
 
その一打でたくさんの人を幸せな気持ちにし続け、
業界の人たちから「彼のために何でもしたい・・!」と思われ続けてきたイチロー選手。
端の端の、そのまた端っこくらい遠いですが、大好きな仕事で少しでも関われたことは、
私にとって今も大切な、嬉しい思い出です。
 
 
 
 
 
 

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